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315系の出場回送 白衣鉄道公式サイト運営者の考察

2021/11/08  テーマ:ブログ,ぽたんけ
315系の出場回送について、公式サイト運営チームのぽたんけの考察です

皆さん、やっとかめしております。公式サイト運営チームのぽたんけ(Twitter:@Potanke_NN20 )です。
先日、JR東海の最新鋭通勤車である315系が豊川市の日本車両から出場し、所属基地となる中央本線の神領車両区まで回送されました。

白衣鉄道 / Lc_Railway チャンネルの上記の2つの動画や白衣鉄道のツイッター(Twitter:@Lab_coat313 )等では既に様子が公開されています。是非ご覧ください。

もちろん、本サイトでも前編が公開されていますのでこちらもよろしくお願いします。
[前編]JR東海22年ぶりの新型電車"315系"を 深夜から朝まで追いました。

315系の回送ルートなのですが、Twitterなどネット上での噂や情報をまとめると、

日本車両 豊川工場→(飯田線)→豊橋→(東海道線)→関ケ原→(東海道線)→名古屋→(中央線)→神領→(中央線)→名古屋→(中央線)→神領

というルートで運行されていたようです。

単純に回送するのであれば、
日本車両 豊川工場→(飯田線)→豊橋→(東海道線)→名古屋→(中央線)→神領
というルートで充分ではありそうですが、このルートで運行されたことには意味がありそうです。



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なぜ名古屋を超えて関ケ原まで向かったのか

列車が名古屋ではなく、関ケ原で折り返した理由としては、名古屋駅が貨物運行においても重要な駅が関係しそうです。
名古屋駅で折り返すためには、ポイントを何個も渡れば折り返すことができます。しかしながら、日本の大動脈である東海道線では深夜も昼間の旅客列車並みに貨物列車が運行されます。また、名古屋駅の近隣に貨物の基地である稲沢機関区や名古屋貨物ターミナル(あおなみ線南荒子付近)という貨物列車運転の拠点がいくつもあり、名古屋駅で折り返すのは難しいのではないかと思います。

単純に折り返すならば尾張一宮駅や岐阜駅でも折り返すことができます。
しかし、東海道線・中央線では「試運転」表示を出していたことから、出場回送をするついでに315系の性能試験を行っていたのではないかと私は思います。
他社にて検査後の試運転に遭遇したことがあるのですが、途中でフル加速からの非常ブレーキ試験を行うことがあるので、そういったことを行っていたのではないかとも思います。

なぜ中央線を往復したのか

中央線を往復した点については、東海道線と同様に走行性能試験を行っていたとも思います。それだけではなくて周囲環境への影響が無いかの確認もしていたのではないかと思います。
よく、新形式が出ると深夜に入念に試運転を行っているという話が聞かれます。これはどうやら電磁誘導による誘導障害が発生して信号や踏切のシステムへ影響が出ないかを確認するためというのが通説のようです。ですので、今後走行していく中央線で1.5往復ではあるもののそういった点の確認をしていたのではないかと思います。

後編も執筆をしておりますが、動画をじっくりと視聴した上で文字を起こし、動画から適宜該当箇所を切り抜いて画像化しなければならないことから、個人としての他の作業と並行して行っているとどうしても時間がかかってしまいます。楽しみにされている皆さんには非常に申し訳なく思いますが、もうしばらくお待ちいただけますと幸いです。
私としては、皆さんが本サイトへアクセスしていただけることだけでも運営への励みになります。今後もどうぞよろしくお願いします。

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