撮影日:2021年7月16日
動画:「 近鉄特急ひのとりの車内販売を全種類購入してみた!!! 」
おことわり:上記動画と本記事での紹介順序が若干異なるため、途中の合計金額が異なっています。
はい、やっとかめしております。白衣です。
今回は近鉄名古屋駅に来ています。
近鉄といえば多種多様な特急が運行されている関西の大手私鉄です。
今回は特急ひのとりに乗車して大阪の近鉄ターミナルである大阪難波駅まで乗車します。
今回利用する座席は最上位のプレミアムシートです。ただプレミアムシートを利用するだけではなくて折角ならある企画を行いながら利用してみます。
折角ひのとりを利用するにはやってみたい企画、それは…
乗り込んだデッキの部分にある車内販売スペース(カフェスポット)の商品を全種類購入して合計いくらになるのかを紹介していきます。
今回利用するひのとりは近鉄名古屋駅を16時ちょうどに発車する66列車です。
途中停車駅は津(三重県)・鶴橋(以降大阪府)・大阪上本町の3駅、乗車時間は2時間少々です。
いや、ここで長々と説明しているとあっという間に大阪難波に到着してしまうので…
白衣、動きます。
補足:名古屋と大阪を結ぶ近鉄特急である通称"名阪特急"は、近鉄の2大幹線を直通運転する関係で普通の列車とは異なって列車番号は発車時刻を基に決められています。
ひのとりが使われる停車駅が比較的少ない毎時00分発の列車(通称"甲特急")は大阪発は発車時刻そのまま(16時00分発は16列車)・名古屋発は発車時刻に50を加えた番号(16時00分発は66列車)になっています。
ひのとりが導入される前に甲特急として活躍していたアーバンライナーが使われる小まめに停車する毎時30分発列車(通称"乙特急")は甲特急の列車番号に100を加えた番号になっています。(もちろん一部例外もあります)
ということで、早速購入してみます。
純粋に自動販売機で購入するだけですので、ここで購入方法を説明するよりもご覧いただいた方が分かりやすいと思いますので是非動画の方 で確認していただいた方が分かりやすいと思いますのでよければそちらでご確認ください…(←隙あらば動画の宣伝…)
とは言っても、普通の飲料自販機や券売機とは若干違いますのでそこだけ補足を。
分かりやすく言えば「菓子パンやおにぎりが買えるコンビニタイプの自販機と同じ」です。
というのか、挙動も同じ感じですのでそういう自販機を使ったことがある方には問題なく使えるでしょう。
なんと、この自動販売機は1000円札が使えません。
このままだと「予め崩さないと使えないのか!」と苦情が来そうですが…
安心してください、(両替機)置いてありますよ!
自動販売機の近くに1000円札対応の両替機がありますのでそちらで両替をすることで車内販売を存分に楽しむことができます。
まず最初のご紹介は紅茶です。
紅茶は3番の商品ですので"3"を押してから確定を押します。
もちろん、間違えてしまうと企画の進行上問題が発生してしまいますので指差喚呼を行ってから確定を押します。
※もちろん、指差喚呼を行わなくても購入はできますのでご安心を。
紅茶 100円 ここまで 100円
紅茶を購入して出てきたのは…
ティーバッグ1つのみです。
「これだけでは飲めないじゃないか!」とまたまた苦情が出てきそうな状況ですが…
安心してください、(紅茶を作るための設備)置いてありますよ!
ちゃんと自動販売機の横にお湯が出る機械とコップがあります。(この機械は後ほど再び出てきます)
コップにティーバッグを入れてお湯を注ぐとあら不思議、出来立ての紅茶が作れます。
某大手スーパーでは100個入りが300円で購入できるので、100円でティーバッグ1つは若干高めですが、ひのとりの車内で出来立ての温かい紅茶が飲めるという点ではリーズナブルではあるかもしれません。
電車の中である以上は揺れやすいので、コップのふたも用意されています。
この他にもお湯を入れて作る商品としてはココアとコーンスープがあります。
プレミアムココア 150円 コーンスープ 150円 ここまで 400円
紅茶とともにお菓子を口にしたくなることがもしかしたらあるかもしれません。
「ホームの売店で買っておけば問題ない」ということで買うのもいいのですが…
安心してください、(ラインナップに)入ってますよ!
マリトッツオやチーズケーキのようなスイーツはありませんが、手軽に口にできるものならあります。
ソイジョイ1種類とクリーム玄米ブラン2種類が置いてあります。
ソイジョイはチョコレート味、クリーム玄米ブランはチョコレート味とブルーベリー味が置いてありました。
クリーム玄米ブランを2つ同時に購入しようとしたところ、2つ目で商品が出てこないと思ったら…
1つ目の商品とともにお釣りが取り出し口にありました。
1商品ずつお金を入れていくという方式のようです。
ソイジョイ 100円
クリーム玄米ブラン チョコレート味 150円 ブルーベリー味 150円
ここまで 800円
通常、自動販売機では食べ物や飲み物を販売していることが多いですが、この自動販売機はひのとりのグッズも取り扱っています。折角ならグッズも買ってみましょう。
まずはひのとりの絵柄のハンカチを。
ハンカチは実用性がある上に400円と手頃な価格ですので思い出に買うのも良いかもしれません。
残り2つもひのとりがモチーフになったものです。
まず、1つ目はぱっと見ただけでは分かりませんが、裏面を見てみるとエコバッグであることが分かります。
SDGsが重視される時代、ということで流行に乗っているという感じです。
ハンカチ 400円 エコバッグ 900円 ここまで 2100円
2つ目はひのとりのキーホルダーです。
ぱっと見た限りはただのひのとりのキーホルダーに見えますが…
実は、このキーホルダーはひのとりの運行開始1周年を記念したものとなっています。
キーホルダー 600円 ここまで 2700円
車内販売はこれだけで終わりかと思いきや、なんと…もうひとつ残っていました。
自動販売機の商品は全て購入したものの、隣にあるお湯が出る機械をよく見ると…どうやらこちらでコーヒーが買えるようです。
こちらで買えるコーヒーは、
ホットコーヒー
ホットコーヒー
Hot Coffee(迫真)
の実質2種類(?)のコーヒーです。
安心してください、(どれも)一緒ですよ!
今回はHot Coffeeを購入してみました。
Hot Coffeeのボタンを押すと、機械の上の方で豆を挽いて出来立てのコーヒーが出てきました。
少々時間はかかってしまいますが、車内で出来立てのコーヒーを味わえるというのは画期的です。
Hot Coffee 200円 ここまで ????円
出来立てのコーヒーは、マスクをしていても豊かな香りを感じられます。
出来立てであるので、熱々の状態で出てくるので猫舌の方は注意が必要です。
また、車内は揺れる上にやむを得ない事情で急停車をする可能性もあるため、備え付けのフタを付けておくと運ぶ際などにこぼすリスクが減ります。
カフェスポットにあった全商品を集めてみました。
率直な感想としては品揃えが少ないという感じでしたが、乗車時間を踏まえると妥当かもしれません。
さて、今回の企画でありましたカフェスポットの全商品を購入したときの購入金額の総額は…
2900円となりました!
ちなみに、ひのとりの特急券と特別車両券の合計金額は2830円でしたので、ほぼ同額であったことが分かります。
全ての商品を購入できたので、ここからはレビューです。
車内には近鉄特急名物のおしぼりが置いてありました。
座席に戻って食べていきたいと思います。
※もちろんですが、可食部のある商品のみ食べていきます。
肘掛けのところから出てくるテーブルは2つ折りになっていて、広々としています。
この広さがどのくらいかといいますと…
車内販売の全商品と別途購入したノンアルコールビールを置くとちょうどテーブルに収まるという感じです。
今回は白衣鉄道チャンネルでお世話になっている方と一緒に乗車したため、ソイジョイを所望されていたことから同行者に献上しました。むしろ、テーブルにちょうど収まる量ですので、ひとりで大阪難波駅までに食べきるのには難しいことからちょうどよかったのかもしれません。
かれこれ車内で食べていたら、鶴橋駅へ到着してしまいました。まだ食べきれていないのです。
クリーム玄米ブランは持ち帰って朝ごはんとして食べることはできますが、コーヒーやコーンスープ、紅茶はお湯を注いでいる状態であると持ち運ぶのに不便なため、何とか大阪難波に着くまでに飲み切った方がいいでしょう。今回の企画で想定外だった、一番大変だった点です。
車内チャイムの「アニーローリー」が流れてくると、大阪のターミナル駅・大阪難波駅に到着します。
ちなみに、大阪難波駅はホームが3つしかない関係上、このひのとりは大阪難波駅到着後に乗降が完了するとすぐに発車してしまうので、飲み切るのが慌ただしかったです。
なんとか回送列車に閉じ込められずに車外に出てくることができました。ココアは時間の都合で飲むことが出来ませんでした。
ひのとりは普通の特急よりも上位の座席・設備を備えながらもリーズナブルに利用できるので、皆様も是非ご利用になってその際には車内販売も利用してみてはどうでしょうか。
1回で全てを制覇するのは難しいので、その都度購入するものを変えてみるという楽しみ方もできるかと思います。
今回のこの記事はとにかく明るい白衣がお送りしました!
安心してください、(ちゃんと車内で白衣を)着てますよ!
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